【第8期】米ジャグラープロジェクト月例報告 7月度
▮新潟県 上越市「みずほの輝き」
▮宮城県 東松島市「かぐや姫」
▮福島県 いわき市「コシヒカリ」「夢の香」
▮岐阜県 羽島市「ハツシモ」
各地の田植えから数ヶ月が経ちました。
暑さが年々厳しさを増す中、農作物にとっても試練の多い夏となっています。
今年は猛暑に加えて渇水が深刻化しており、稲の生育への影響を懸念する声が全国的に高まっています。
米ジャグラーの耕作地でも厳しい気象条件が続いていますが、農家の皆様の丁寧な手入れと日々の工夫に支えられ、稲は健やかな成長を見せています。
【新潟県上越市(品種:みずほの輝き)】


新潟県上越市では、今年7月の降水量がわずか1.0mmと、記録的な少雨となりました。
そのため米ジャグラーの耕作地の中でも特に水不足の影響が著しく、水田がひび割れてしまっている様子が見られます。
先日新潟県の一部の地域では、久しぶりにまとまった雨が降ったとのこと。上越市にも恵みの雨が降るよう願うとともに、今後も状況を見守ってまいります。
【宮城県東松島市(品種:かぐや姫)】
宮城県東松島市の耕作地もやはり高温傾向とのことですが、順調に生育しているようです。
雑草が多いため、除草作業に追われる日々が続いています。
猛暑の中での作業は負担も大きいものの、手入れの行き届いた圃場は稲の健やかな成長を支えています。
【福島県いわき市(品種:コシヒカリ&夢の香)】


福島県いわき市では、先日「コシヒカリ」と酒米「夢の香」共に出穂期を迎えました。
「コシヒカリ」より後に植えた「夢の香」の方が生長が早いようです。
どちらも今のところは問題なく、生育は安定しています。
今後は登熟期に入り、品質向上に向けた管理が重要となります。
【岐阜県羽島市(品種:ハツシモ)】


岐阜県羽島市でも、厳しい暑さが続いています。
こちらの耕作地は他地域よりもおよそ一月遅れで田植えを行ったため、現在は出穂に向けて幼穂を形成している段階になります。
稲の生育は順調ですが、今後暑さが和らぐことが望まれています。
厳しい環境の中でも、稲はたくましく成長を続けています。
引き続き農家の皆様と共に、豊かな実りを迎えられるよう取り組んでまいります。
この活動に関連するSDGs
貧困・飢餓・健康・教育に関する目標






エネルギー・経済成長・まちづくりに関する目標






気候変動・環境に関する目標




